講師紹介

T・ MAKO
橘 真己
宮城県加美町在住 女

 

☆☆☆ 太極拳歴 ☆☆☆

1997年4月  仙台の教室に通い太極拳を習い始める
         以来、現在に至るまで北京体育大学の教授に制定拳を習う

1997年9月  中国語を独習。中国各地に単独太極拳修業に出かける

   主な修業先 1997年12月 香港
         2000年3月 北京
         2000年6月 香港
         2000年12月 上海
         2000年2月 北京
         2003年2月 香港
                 香港国際武術大会に単独参加
                 董英傑氏の次女である董小芳女史と出会う
         2005年2月 北京


     2000年、香港の師匠 簡老師と


     2003年、香港国際武術大会会場にて 董老師と


     2005年、北京にて拳友と(前列右は馬老師)

      2008年6月 東京在住の李老師(全中国孫式冠軍)の元に
                 孫式、42式総合を習いに通い始める


 

☆☆☆ 競技大会歴 ☆☆☆

        2002年 宮城県武術太極拳選手権大会
                出場種目 楊式自選

        2003年 第一回香港国際武術大会
                出場種目 42式総合

        2003年 第11回宮城県武術太極拳選手権大会
                出場種目 孫式規定 1位

        2004年 第21回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
                出場種目 孫式規定

        2004年 第12回宮城県武術太極拳選手権大会
                出場種目 楊式刀、孫式規定 1位

        2005年 第22回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
                出場種目 孫式規定

        2005年 第13回宮城県武術太極拳選手権大会
                出場種目 孫式規定 1位

        2006年 第23回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
                出場種目 孫式規定

        2006年 第14回宮城県武術太極拳選手権大会
                出場種目 42式総合、孫式自選 1位

        2007年 第24回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
                出場種目 孫式自選 得点8.50



   
2007年、全日本武術太極拳選手権大会にて孫式自選


        2008年 第15回宮城県武術太極拳選手権大会
              出場種目 刀剣(孫式剣)、孫式自選1位

        2008年 第25回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国12位 得点8.53


   
2008年、全日本武術太極拳選手権大会にて孫式自選

        2008年 第16回宮城県武術太極拳選手権大会
              出場種目 孫式規定 優秀賞

        2009年 第26回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国11位 得点8.55




        2009年 第17回宮城県武術太極拳選手権大会
              出場種目 孫式自選 1位 得点8.61

        2010年 第27回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国12位 得点8.55





        2011年 第19回宮城県武術太極拳選手権大会
              出場種目 孫式自選 2位

        2012年 第29回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国19位 得点8.53


        2012年 第20回宮城県武術太極拳選手権大会
              出場種目 孫式自選 2位

        2013年 第30回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国8位 得点8.60




        2014年 第31回全日本武術太極拳選手権大会 東京体育館
              出場種目 孫式自選 全国12位 得点8.58


 ※県大会は全国大会出場の選考会を兼ねており、
  県代表の選抜は上位入賞者(1位、種目により2位まで)のみが対象となり
  県連盟役員会を経て最終決定する。


 

☆☆☆ 河北新報2006年12月2日掲載記事 ☆☆☆

太極拳魅せられ10年
私が太極拳と初めてであったのは1997年。
偶然目にした太極拳教室のチラシがきっかけだった。以来約10年。
健康太極拳と競技太極拳のはざまで暗中模索を繰り返しながらも、
そんなジレンマも吹っ飛ぶほどの奥の深い太極拳の雄大さに惹かれ続けている。

この10年間の私は太極拳したさに独学で中国語を勉強し、単独中国各地に出かけては
本場中国の百花繚乱多様な伝統太極拳の世界を味わうことができた。
太極拳を通じて現地に友人もできたし、思いもよらない大家と知り合うこともできた。
このような体験が現在の私の太極拳を支えてくれていると言ってもいい。
「太極拳は毎日の鍛錬があって初めて健康になれる」私は中国で出会った師父たちに
口をそろえて言われたものだ。
一方で私は競技太極拳にも興味を抱き、大会への参加を目指し近くの河原に出かけては
自主トレをしていた。この日課は現在も変わらない。

修養と競技日々模索。本場中国での経験が支え
2003年には香港国際武術大会に独り参加。
県武術太極拳選手権大会にもその年から毎年出場し、伝統拳の一種である「孫式」で
全国大会にも今年まで3年連続出場することができた。
競技で‘勝つための’太極拳と‘健康維持’のための太極拳。両者は必ずしも一致しない。
しかし、中国武術である太極拳は中国思想に基づいていることを忘れてはならない。
それは易経であり、陰陽五行思想であり、自然界の気を体内に取り込む、
または一体化するといういわば気功の要素も含んでいる。
そもそも勝ち負けを競うものでもない。修養が求められる奥義である。
その目標は各人各々が決めることではあるが、
私のような未熟者は太極拳の意義を見失いそうになることの連続だ。
そんな時、力になり萎えそうになる気持ちを支えてくれるのは
中国で出会った太極拳の経験なのだ。
早朝、澄んだ空気の中で悠々とのびやかに太極拳をする姿、太極拳に取り組む姿勢・・・
それは生活そのものであり、気負いがまったくない。私も精神的にかくありたいと願う・・・

近年太極拳普及が広まり、県内各地、加美町でも太極拳をされている人が少なくありません。
介護予防の運動教室開催が市町村に義務付けられ、
県内各地で太極拳が効果をあげている等の話しが聞かれるようになったことは、
一太極拳愛好者として喜ばしい限りです。
太極拳は老若男女、どなたでも無理なく参加できる数少ないスポーツです。
これまで個人的に楽しんできた太極拳でしたが、今後多くの方に親しまれる太極拳を目指し、
太極拳愛好の輪を広げたいと私自身まだまだ未熟者ではありますが、
活動の場を模索し始めたところだ。
太極拳の楽しさを多くの人と共有でき、健康維持の一翼を担うことができたら
こんなに嬉しいことはない。

 2006年、全日本武術太極拳選手権大会にて孫式規定

現在・・・
現在私は武術太極拳選手権出場に照準をあて、
毎日近くの河原で自主トレの日々を送っている。
多種多様な拳式をもつ太極拳を少しでも知りたいという欲求から、
中国本(テキスト本や映像)を片手に独学を続ける。
中国が好きで太極拳が好きで、最近になってようやく競技の世界も楽しめる心持になった。
太極拳は精神修養でもある。その修業に終わりはない・・・






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競技大会の記録

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